22人が本棚に入れています
本棚に追加
さらに霧から一人の少女が飛び出てくる
これまた銀髪の髪。前髪を自然に垂らした、見た目、黒い大きめの装飾をした、鞘に納めたナイフの様なものを髪止めの様にしている。頭長を先端に行くほど太くなっている鎖で止めている。
目は黒。揉み上げから黒い髪の毛を垂らしている
服装は白のシャツに灰の上着。腰には多重に黒いベルトが巻かれている。下はこれまた灰のミニスカート。それに黒のスパッツとタイツ、くるぶしがふんわりした靴を履いている
背には手の様な翼が生えている
とてとてと長身の女性に近づく
「マンジュ!大丈夫なのこれ?大丈夫だよねこれ?急激に心配になってきたんだけど。」
「うざい。だまれ。」
早口でオロオロしながら口走る彼女を窘めると、明らかにわざと美鈴の頭を踏んで邸内に浸入した。
ひゅっ
どこからか飛来する銀のナイフ
それを退いて避けるマンジュと呼ばれた女性。もちろん手にはあの少女が
少しして出てきた女性。先程の銀髪のメイドである
「侵入者…排除します」
「チッ…」
最初のコメントを投稿しよう!