幻想混沌郷

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さらに霧から一人の少女が飛び出てくる これまた銀髪の髪。前髪を自然に垂らした、見た目、黒い大きめの装飾をした、鞘に納めたナイフの様なものを髪止めの様にしている。頭長を先端に行くほど太くなっている鎖で止めている。 目は黒。揉み上げから黒い髪の毛を垂らしている 服装は白のシャツに灰の上着。腰には多重に黒いベルトが巻かれている。下はこれまた灰のミニスカート。それに黒のスパッツとタイツ、くるぶしがふんわりした靴を履いている 背には手の様な翼が生えている とてとてと長身の女性に近づく 「マンジュ!大丈夫なのこれ?大丈夫だよねこれ?急激に心配になってきたんだけど。」 「うざい。だまれ。」 早口でオロオロしながら口走る彼女を窘めると、明らかにわざと美鈴の頭を踏んで邸内に浸入した。 ひゅっ どこからか飛来する銀のナイフ それを退いて避けるマンジュと呼ばれた女性。もちろん手にはあの少女が 少しして出てきた女性。先程の銀髪のメイドである 「侵入者…排除します」 「チッ…」
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