恋慕の色

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俺が甘い衝撃を受けている間に、彼女の視線はステージへ戻っていた。 どうしよう…蒼馬に言おうか でももう少しで式が終わる。 てゆうか、蒼馬に教えたくないかも… でも、 ほんと可愛いかったな。 今 俺顔赤くなってないか? だ、大丈夫。 よし。取り敢えず式終わったら蒼馬に言って… *「おい、千秋。」 すぐ追いかけて話しかけてみるか *「千秋?」 でもいきなり話しかけるのは… *「千秋!!!」 「っわ!!!!!!」 蒼「もう式終わった!何回呼ばせんだよ!」 「あ、ごめん。」 「…それより!すっげー可愛い子見つけた!!」 蒼「おっ、マジ?」 「新入生だった。探しに行かね?」 もっと近くで早く会いたい。 蒼「もちろん行く。」 今日は入学式だけでおわりだから、 俺たちは急いで一年の教室へ向かった。
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