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そこにはジャーマンスープレックス決められたかの様な体制で幽々子様がお休みになられていました。
しかしエロいですよね、主に全てが。
「あづい~…」
何て言いながら身をよじるのやめて欲しいです。
し、しかし、こう…、なんでしょう…、さっきから体の制御が効かなくなってるんですよね…
まあ、こんなのが眼前に居たら飛び付きたくなる衝動に駆られるのも無理はないですよね。
いや、しかし考えるんだ早苗!
眠っている少女に抱きつくのはいくらなんでも反則だろっ!
考えろ!考えるんだ!早苗!
こ奴を上手い具合に捕獲する方法をっ!
「あの~、早苗殿…」
「д∴♀@ёпжЯμλΨっ‼」
「何語ですか」
そこには汗だくの妖夢さんが半場呆れ顔で私を変人を見るような目で見ていました。
「っ!、この東風谷早苗に気付かれること無く背後に回るとは…、かなりの手練れっ!」
「不法侵入者が何を言うんですかっ!むしろ鍵を渡してないのに家に入り幽々子の部屋を探し当てた貴女のほうがかなりの手練れでしょうがっ!!」
「あっ、ちょっとごめん、歩美からメールが来た」
「有り得ないっ!ここは幻想郷ですよっ!現世と電波が繋がってたまりますかっ!てか、歩美って誰っ!?」
でました妖夢さんの芸当技「迷心突込斬」!
無駄な部分を全て排除した高速型突っ込み式剣技 っ!
「今日も良い突っ込みでしたね~妖夢さん」
「はぁ~…」
最近やけに妖夢さんが更けて見えます、私だけでしょうかね…
「で、早苗殿は諏訪子様のお使いで幽々子様に会いに来たのでしたよね」
「…っ、あっ、はい、そうそう、そうですよ。いや~、忘れてました」
これが早苗お得意のスペル【忘却のお使い】です♪
「でも、諏訪子様と幽々子様って接点ありましたっけ?」
「さあ?内容は、…………、ブラ」
「…えっ?」
「右に同じ」
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