渡廊下の章
14/20
読書設定
目次
前へ
/
197ページ
次へ
それで安堵することはない。 心臓が脈打つのが早い。 音が聞こえる。 それが耳障りに響く。 周囲を厳重に見渡しながら、一歩一歩を慎重に歩く。 ───ギシィ、ギシィ、 踏み締める一歩に合わせて、床が寂しく鳴く。 ───ギシィ、ギシィ、 不安を恐怖を焦りを煽るかのよう、鳴く。 『みぃつけたあー』 背後から突然声がかかった。 .
/
197ページ
最初のコメントを投稿しよう!
680人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
12,571(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!