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母としては、やはり学校に通ってほしいのが本音なのだ。
でも母の性格上、強く言えないでいる。
私にとってはそこがまた、感に障るのだが…
母が仕事に出かけたのを確認し、一階のダイニングへ。
バランスの採れた朝ごはん。一人で食べる食事。
父親?
父親はいない。離婚しているのだ。
記憶にうっすらあるかないか位の薄い記憶しかない。写真もない。
母が処分したのだろう。
だが別に寂しくもなかった。気づいたら父親はいなく、母との2人暮らし。
それが当たり前になっていた。
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