~幼なじみのフラグは大事~

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「あぁ~今日も疲れたな。早く家に帰って休もう」 俺は、神崎 航(カンザキ ワタル) まぁどこにでもいる普通の高校生。 部活は軽音楽部でベース担当。 これに決めたのはバンドとか組んでれば女の子にモテモテになるみたいな都市伝説を信じてたからだ。 でも今はプロになることを夢見て本気で取り組んでいる。 そんな俺だが、普通と違うところが1つある。 「ただいま~」 「お帰りなさい。 ご飯にする? お風呂にする? それとも…… わ・た・し?」 そう、一緒に住んでる幼なじみの女の子(変態)がいる。俺の彼女ではないがとても可愛いと思う。名前は水城 桜(ミズキ サクラ) もとはご近所さんだったのだか桜の両親が海外にいくとかで1人じゃ寂しいからと突然俺の家に来た。 ホントに置いてかれたのか、それは分からない。俺の常識では一人娘を置いて海外に行く親はいないと思う。つまりアレだ、多分行きたくなかったんだな。
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