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「航、美倉くんが来る前に2人で愛を確かめよう、性的な行為で」
「拒否権を行使します。
俺は部屋を少し片付けてくるから桜はテレビでも見てて」
俺は自分の部屋に向かった。
「とりあえず隠せるものは隠してっと……」
俺はみんなに桜と同居していることを言ってないので目に付くところにある桜の私物を様々なところに隠した。
「これで桜が口を滑らせなければバレないな」
ちょうど片づけ終わるとインターホンが鳴った。
俺が玄関に行こうとすると桜の声が聞こえた。
「どうぞどうぞ、美倉くん入って」
桜がそう言って玄関のドアを開ける音が聞こえ、大地が入ってきたようだった。
「お~、水城さんがお出迎えか、嬉しいなぁ。
って言うかさ、なんで水城さん制服なの?」
「いや、今から着替えようと思って」
「えっ?だってここ航の家じゃん」
これは初っぱなから危ない展開だなぁ。
絶対言いそうだなぁ桜のやつ、危険だ。
凄くいやな予感がしたので急いで玄関に向かった。
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