君と始まり

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カーテンが風に揺られ 日差しの光でゆったり目を開かせる 何時もより体が重かった。 朝目覚めたら・・・ー何て何処のベタな物語だ。 これは、夢だ。または寝惚けてる。 ほら何時もの天井に一人暮らしの割りに広い俺の寝室。 もう一度目をあける さぁ俺の体には、何も乗っかってない。 勢いよく今俺は起きるんだ。 バッと上体を上げると何かが倒れベッドが更に軋んだ。 「うぐっ!?」 片手は布団を掴み 片手の近くには誰なのか理解できない誰かの片足が投げ出され目の前の光景は、謎だった。 大の字で倒れている 身体の大きさは小学校低学年くらい身長に細身の体系 髪は黒く肩までの長さでボサボサ。 服は、何処かの民族衣装のようで多分大人のサイズ ダブダブで全く着れていないがそんな事よりも目につくのは、 サイズの合わない服の隙間から見える青い肌 よく見ると身体全体青い肌で耳は先が尖っていて ファンタジー映画とかに出てくるエルフみたいな耳だった。 まだ夢見てるのかと自分を疑う。 彼は、自分のほっぺたをつねっている。 「痛いよな・・・なんだょコイツ?」
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