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「うん、人間」
当たり前の事だから頷いた。
そうかと言うと何か考えた様ですっと表情を落とし。
「っ取り乱してすまなかった。
先ずは、私から説明をさせてもらうが宜しいか?」
無表情な顔をした彼から異様な雰囲気を感じ。
子供じゃなく人間でなく何か得体の知れない者
選択は一つしかなかった。
「どうぞ・・・」
「私は、クラン・マッケンドー
人間、私は、貴様等の世界では化物と言われる種族だ。
因みに私は、召喚の失敗からか時空の歪みからか原因は謎だが魔界から飛ばされ人間界のお前の所に飛ばされたらしい
推測するとこの姿なのは人間界での魔素の薄さの影響から身を保つため勝手に身体が縮んだと思う。」
まるで理解して当たり前に話す彼
「待った!いまいち・・・あり得なさ過ぎて信じていいのか解らないんだけど・・・・。」
「信じるや理解するとか解らないじゃないぞ。
今、現実に起きた事だ。実感するしかない」
指を俺に向けて見下す様に言う威圧感は、半端ない。
肝座ってると言うか
「えっあ・・・じゃあクランさん「クランで構わん」
クラン・・・俺は、田中 孝二
大学生で一人暮らししてます。宜しく」
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