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『最初からそうしとけばいいのさ』
笑顔になった女性はマークへと近づく
『ジオン第45機動機甲隊の隊長、ホムラ・アヤミネ大尉だ!』
『ホムラ大尉、先程は助けていただき感謝する。』
握手をしながらお礼をのべるマーク
『なぁに、私達の敵が同じだっただけさ。』
笑いながら呟くホムラ
『して…我々に何のご用で…』
さっそくクルーが思っていた事を聞くマーク
リトは両者を見守りながら答えを待っていた
『この部隊の司令官と話をしたい!』
先程の笑顔はなく、軍人としての顔になるホムラ
『はい、それならと答えるわけはないのは承知のハズ…』
『そうだな…だがとある方からの伝言を預かっていると伝えればいい』
『とある方から?』
気になるマークに別の方向から声が響いた
『呼ぶ必要はない。』
声がする方を見ると立っていたのはタチバナ艦長だった
二人の傍に降り立つタチバナ
『ホムラ大尉だね、話しはブレックス准将から聞いている。補給は行うと私が保障しよう。』
『司令!?』
驚くマーク、ざわめく兵士達
それもそのはずだ
エゥーゴには地球連邦からの軍人もいる
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