mission.1

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~2日目~ 朝から歩き始めて数時間。 日はもう頭上を通り過ぎようとしている。 それでも相変わらず、視界は竹ばかりだ。 「…うんざりだぜオイ…。」 舌打ちをすると、ベルゲンを降ろし、その場に座りこんだ。 遭難することは初めてではない。 それでも、見ず知らずの土地。 しかも光景がいつまで経っても同じ竹藪。 苛立ちは抑えられない。 煙草を吸おうとポーチをまさぐるが、ふと空腹なことに気づく。 腕時計を見ると、キャンプ地点から歩き始めて7時間が経過していた。 「…ちっ。」 ベルゲンから、携帯食料を取り出す。 「…誰なのかー?」 「っ!」 突然背後からかけられた声に、反射的に銃を向ける。 「…女の子?」 そこに居たのは、黒い服を着た金髪の少女だった。
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