第一章

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「御臨終です」 白い部屋 たくさんの機械 白衣を着たたくさんの人 こんな場所が好きな人なんて誰もいない、そして今この場所が死ぬほど嫌いになった。 「相川さん・・心中お察しします・・」 おばあちゃんが死んだ・・ おばあちゃん・・・おばあちゃん・・・ 真面目に大学に通っていた事と忌引で大学を休みしばらく引き込もる生活が続いた。 家族を失った俺におばあちゃんはいつも俺を気にかけてくれた。 そんな俺はおばあちゃんに心配をかけたくないから俺は底抜けに明るく育った。 でももう駄目だ・・・もうどうでもいいや・・ なんか疲れた・・・・
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