番外編「祐司」

46/47
6577人が本棚に入れています
本棚に追加
/229ページ
目の前にいたのは。 髪の長い小さな女の子。 小学生くらいだろうか。 可愛いパジャマを着て、腕を後ろに組みこちらににっこり笑いかけている。 「え」 「だからお友達からはじめてもいいよ」 女の子がにっこりと微笑む。 その微笑みに覚えのある面影。 「柚希」 「他に誰だと。 なんか幽霊んときは自由に姿年齢変えられちゃったからねー」 俺に自分の姿を見せるように、柚希はくるっと回った。
/229ページ

最初のコメントを投稿しよう!