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しばらく僕と涼介は何度も何度もキスをしていた。
唇を離すと再び抱き締められる。涼介の香りがほのかにしてきて居心地が良い。
当然僕も抱き締め返す。
山「ごめんな、離れないで…」
知「僕でいいのかな…」
山「お前がいいよ。侑李…」
「知念…?」
知「…え?」
思わず涼介の体を離す。声のする方に視線をやると僕は固まった。
知「大ちゃん…」
有「山田じゃん。お前ら何してんの?」
山「ん?愛を育んでるだけだけど?僻み?(笑)」
有「へぇー、愛を育んでる…ね」
大ちゃんは僕の側に寄ってくると、僕の首筋を撫でる。
知「大ちゃん…?」
有「俺も知念を愛してる。」
山「は?」
有「お前が知念をほったらかしにしてる間、知念の首筋は俺のキスマークでいっぱいだったんだよ?(笑)」
山「…ふざけんな、ふざけんな!」
大声で叫ぶと大ちゃんの胸ぐらを掴む涼介。すごく怖い。この場から逃げたい。
知「涼介やめて!僕が悪いの!大ちゃん悪くないから…」
山「…行くぞ、侑李」
涼介が大ちゃんを突き飛ばすと涼介に腕を掴まれいつの間にか涼介の家に連れてこられた。
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