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知「あっ!ごめんなさい!」
有「…知念?」
知「え…?あ、大ちゃん!」
有「お前相変わらず声でけーな(笑)」
なんて言いながら頭を撫でられる。
大ちゃんは僕が中学時代に所属していたサッカー部の先輩で、年は涼介と同じ。だから僕の一つ上。
知「学校同じなのに全然会わないねー?」
有「俺に会えなくて寂しいんだろ?(笑)」
知「うわ!そういうとこ変わってなーい!(笑)」
有「うっせ!お前も全然変わってねーじゃんか(笑)」
知「はいはいそうでちゅねー(笑)」
この日からかな、大ちゃんに支えられるようになったのは。
有「お前さー、山田と付き合ってるんだろ?」
知「うん、そうだよ?」
有「山田から告ったんだよな?」
知「うん、あの告白してきた時の涼介!ほっぺ真っ赤にして可愛かったなー!(笑)」
有「…そっか」
知「どうかした?」
有「…上手くいってんの?」
知「え?あ、まぁ…ね。順調順調!!(笑)」
有「ふーん、そっか(笑)」
ほんとのことは言えなかったけど、大ちゃんと話してて気持ちがかなり楽になった気がした。
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