2学期が始まるんだよコンチクショウ!

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しばらくして玲奈は続きを話し出した。 『その時、私は救われました。そしてその人の事がもっと愛しくなりました。』 ざわざわざわ! 周りが騒がしくなる。玲奈の「愛しく」という言葉に反応したんだろう。 だが玲奈は気にせずに続けた。 『そして今日、私と"彼"はある決意をしてここにいます。この事を言えば彼はこの先傷ついたりするかもしれません。しかし彼はもう隠すのはよそう、もっと堂々としようと言ってくれました。 だから…私も堂々と皆さんに伝えます!』 会場が静かになる― 『私、姫崎玲奈に― 最愛の"夫"ができました!』 ピシッ その瞬間、何かに亀裂が入った。
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