第3章~6月9日はパチュリーの日…だと…?~

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「やったあ!う~っ、嬉しいよっ!ありがと傷太!!」 何やら琴は喜んでいるようだが、首をがっちりホールドされた僕は頸動脈も仲良くホールドされて視界が霞む一歩前。 しかしヴィはお構いなしに絞め続けるのでそろそろ見える世界が半分消えかかってきた。 そろそろブラックアウトしそうだ。あの世行き692便テイクオフってか、ははは。 笑えない。 「ん?あわわっ、ヴィちゃん、傷太が傷太がぁ!紫色になっちゃってるよお!」 「んwwwオオウwwwwこれは見事な紫芋wwwwまるで菩薩峠くんwwwwwwwwwは?wwwww元ネタ知らない?wwwwwググレカスwwww」 まるで収縮する鉄の首輪のように巻き付いていたヴィの腕の力が抜け、それと同時にせき止められていた頸動脈から大量の血液が流れ出す。 これほど生きているって素晴らしいと思えたのは今までにない経験だ。 うん、貴重貴重。 なんて思えるかバカ野郎! 「殺しゅき…こっ殺ず…こ……………コロスケ……殺す気ですか………」 「うはwwww噛みまくりwww可愛いっすねぇwwwもっかいカミングスーンってかwwwwぷぇwwwww」 「うわぁ…可愛いよ傷太…可愛い過ぎるよ…コロスケか?なんてっ……はあぁっ」 「やらないか?」 なんだこいつら。
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