第3章~6月9日はパチュリーの日…だと…?~

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ヴィは右手に呆れたようなポーズをとらせて左手を腰に当てながら 「いやぁwwww死神界のゲーセンてねwwwwwwなんかねwwwwすごくwwwwwマニアックなwwwwwっうえwwwwププwwww内容がwwwwねwwww」 「へえ…マニアックっていうと例えば?」 「例えばねwwwww例えばねwwwwwwwシューティングは全部東方wwwwwwwwクレーンゲームはwwww景品がジョジョ系列のみというねwwwwwFPSなんか皆無で三人称視点のwwwwケツゲーのみというねwwwwあ、因みにクリア条件がwwwwwwメタルギア4本編クリアwwww」 何言ってるかまったくわからないがとにかく人間の世界のゲームセンターは珍しいんだろう。 するとニヤニヤを満天に湛えて楽しそうにしているヴィはクレーンゲームで遊んでいる琴にチラチラと目を配っている。 「ヴィちゃ~ん、早く早くぅ!これ取りたいんだけど難しいんだよ~、ヴィちゃん一回やってみて!」 「合点承知之助wwww」 さて、ヴィも行ってしまったし僕もせっかく久しぶりにゲームセンターなんて来たから遊ぶか。 安っぽい音楽が鳴るクレーンゲームへと近づいていくと、げ…阿部が気づいて寄ってきやがった。 「な、なあ…傷太……」 あれ、なんか落ち込んでるな。
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