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「えっ?い従姉妹?そうなんだ」
あれ、納得した?
普通なら理解すら出来ないような事と思うのだが。
「え?あ、ハイ、従姉妹ですよ、従姉妹」
驚きつつも一応話を合わせる。これでウソをつく形になってしまったがまあ理由らしいものは作れた、よかったよかった。
しかしそれを許さない、というか空気を極限までに読まない奴はパソコンから僕へと視線を向けニヤニヤしながら言い放った。
「従姉妹wwww?なにそれしらなぁいwwwwwなあ傷太の幼なじみさんwwwww言っとくが漏れは傷太に憑いた死神なんだおwwwwwwwプギャーwwwww因みに昨日傷太とアーッ!な関係になりますたwwwwwwwwwwwすいません今のはさすがに冗談ぜよ武市せんせぇwwwwwww」
僕は首を捻ってヴィに向けていた顔を琴へと向け直す。
「………」
琴は完全に真っ白になっていた。勿論外見ではなく頭の中が、だ。
視線を空中に凝固させ気をつけの姿勢になって口を四角に開けていた。
「ちょっ琴!大丈夫ですか!?というかヴィ!どうするんですかっ」
するとヴィはパソコンに再び目を向けるとブラインドタッチをしながら悪びれる様子もなく「カッとなってやったwwwwやり過ぎたと思ってるが、反省も後悔もしていないwwwwwwむしろ若干の快感g(ry」
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