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ー次の日の朝
ノルは目を覚ました
?
ノルは起きたばかりで視界が悪いながらも、周りを見渡すとハナビが居なかった
?
どこ行ったんだ
ノルは立ち上がり、外を見ると
ハナビ
「よお、やっと起きたか」
ハナビは剣で素振りをしていた
ノル
「こんな朝早くから修行か?頑張るねぇー」
ハナビ
「まぁな。これが俺の日課だからよ」
ノルは少し感心したようだ
ハナビ
「なぁ、それより腹へった。やべー死にそうだ」
ノル
「はいはい」
そういってハナビは家に入り、飯をくった
ハナビ
「よし、じゃあ行くか。いつまでも迷惑はかけらんねぇーしな」
ノル
「おう・・・そうか」
ハナビ
「色々ありがとな」
ノル
「・・・」
ハナビは家を出て、ノルも家を出た
ハナビ
「じゃあ、またな」
ハナビはそういって歩きだそうとした時
ノル
「なぁ!」
ハナビ
「?」
ハナビは思わず振り向いた
ノル
「俺も一緒についていっていいか?」
ハナビ
「え?」
ノル
「実は俺もいつか、こんな日がくるとは思ってた。こんな話を知ってるか。闇再び現わル。汝、真の光がそれを打ち破るでアロウ」
ハナビ
「あぁ、よく聞かされた・・・」
ノル
「その真の光ってこの世の守護者のことなんだよ」
ハナビ
「ああそれで?」
ノル
「守護者は昔、この世がある闇の支配者によって統一されていた時に現れた。その守護者は何百人といたが全て能力の持ち主で、最強軍団だった。そして守護者は見事に闇の支配者を打ち破った」
ハナビ
「で?」
ノル
「要するに、今再びダークがこの世を支配しようとしている。だから俺達が守護者となりダークを止めるんだよ。もうそれしか方法はねぇんだよ」
ハナビ
「そうか・・・。その話誰から聞いたんだ」
ノル
「俺の父だけど」
ハナビ
「ふーん父ねぇ~」
ノル
「そうだけど・・・」
ハナビ
「ついてくるならドーンと任せなさい」
ノル
「どうだか・・・」
ハナビ
「まぁこれが俺らの運命・・・」
ノル
「じゃあやっぱり俺達でやるしかねーんだな」
ハナビ
「ああ・・・ノル、やってくれるか」
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