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ハナビはふらふらしながらもマフィー村と書いてある看板の横を通って、村へ入っていった
村と言っても、家は数件ぐらいしか見当たらなかった
だがなにかどんよりした感じだった
とにかくハナビは横になりたかった
ハナビ
「う〰きつい」
唸りながらも目の前にあった家に背中をつけて、横になった
ハナビ
「ふー」
ハナビはなんだかほっとした気分になり、静かに目を閉じた
?
なんだか嫌な夢を見ている
夢とは、あのダークに殺されかけている夢だ
ダーク
「ハハハハ。お前は小さい頃から俺と競っていた。だがお前は俺よりも強かった。俺よりもずっと・・・。でも、今お前を越える。ここで。この場でだ!」
ダークは笑っていた
悪魔のような笑い顔で
さらにダークは持っていた剣を構えた
ハナビ
「ダ、ダーク。目を覚ませ。もう・・・もう、競わなくていいんだ。一緒に帰ろう」
ダーク
「もう、遅いんだよ」
ダークは少し悲しそうな顔を見せたがそれを隠し、剣でハナビを刺そうとした
その時
ハナビはビクッとなって起きた
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