school Magic

オープニング

205号室

7時25分

「首領コラァ！！早く起こせよてめぇ！！」

とチャイナ風の服を着ている飯塚楽（いいづからく）が言っていた。
ベッドの上では江戸村首領（えどむらしゅりょう）がパソコンをやっていた。

「お前が起きないのがいけないんだよ。全く、いびきとか止めてくれよ・・・・・・マジでさぁ」

「知るか張り倒すぞ」

「はいはい。全く朝から挑発には乗りたくないね」

楽が舌打ちをした。
とりあえず自分の机の上にある教科書類をランドセルに詰め込んだ。
そして、中華帽をかぶって鏡を見た。

「ゆし、朝食5分前。行くか？」

「やっとか・・・・さて、保有USBとモニターを持っていっておくか」

首領がパソコンからUSBメモリを抜いて上着の内ポケットに入れた。上着の内ポケット20箇所には全てUSBメモリが入っていた。

モニターを持ち、イヤホンマイクをしてドアの方に歩いていった。