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セントラル小学校
新校舎2階
6-2教室
竜と楽と首領が所属しているクラス。しかし、後1ヶ月と何日後にはもうこのクラスは無い。
卒業が近いということでたるんでると思いきや、まだ修学旅行に行ってないのでそうでもないという。
下駄箱で外履きから上履きに履き替える3人。
「さてと、俺は先生にちとサーバーメンテナンスの手伝いの相談で呼ばれてるんだ。ちょっと行ってくるな」
と首領は一人で職員室がある旧校舎の方へ歩いて行った。
片手にモニターを持ちながら。
「んじゃ、教室に行くか?」
「やることは何一つ無いけどな」
と竜は近くに窓に寄り掛かった。
ランドセルを床に降ろし、腕を組んで楽の方を向いた。
「はぁ・・・全く」
とため息をつく竜。
「何か起きないかね」
と外を見て呟いた。
楽は竜の隣へ歩いた。
「そう簡単に物事は起こらな・・・・」
ドガァァァァァァァン!!
6年生の下駄箱付近(つか二人の真後ろ)で何かが爆発した。
「・・・・・」
二人ともお互いの顔を見る。
「キリッ」
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