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「た、助けて・・・・竜くん!!」
と愛菜が叫んだ。
ドクン・・・・・
「・・・・」
何か迷いがある。
何故かためらってしまう。
俺が助けていいのか?
見捨ててたんだから・・・。
「行けよ」
と楽が竜を押した。
竜は自分の腕に術式を書いた。
そして、麻衣の方に走って行った。
「来る訳ないでしょ!!」
「そのまさか何だけどねぇ!!」
ブワァ!!
「「きゃぁ!!」」
ハルと三沢が突風に吹き飛ばされた。
そして、竜は愛菜を御姫様だっこをして攻撃から逃がした。
「少々ケガしたかもしれないが・・・・」
と楽がポケットに手を入れながら出てきた。
「大丈夫?愛菜」
「竜・・・」
がばぁ!!
愛菜が竜を抱きしめた。
その顔から涙があふれ出てきた。
「恐かったよぉ・・・私魔法なんて使えないから・・・・」
「と言う訳なので庄司。テメェ、どうなるか分かったな?」
「さぁ、私に返り撃ちにされるとか?」
調子に乗りやがって!!
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