オープニング

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「一応、行動が行動なのでそれなりな処理をさせてもらうからな・・・・。まぁ、ぶっちゃけ人助けなんて糞喰らえなんだけどね」 ザグゥゥゥゥゥゥゥ!! 竜が麻衣の横に踏み込んで斬った。その速度は音速と同程度であり、並大抵の人間では反応は出来ない。 「音速には勝てねぇだろ?クズが・・・」 ドサ・・・ 麻衣の腹から血が噴射して倒れた。竜の足元に麻衣の血が広がってきた。 竜は楽の方を向いた。 「大丈夫だよな?」 「当然だ。生徒殺したら大問題になるだろ」 当たり前だが人殺しはこんな世の中でも犯罪のままである。 「次は色々逃れられねぇぞ?マジで・・・・」 次と言う言葉が少し胸に刺さったが竜は刀をしまい、楽の方に歩いて行った。 「まぁ、上手くやるさ。中学上がればこっちのもんだ」 のんきに事を流す二人だった。
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