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いいですか、今までの『リオのかあにばる』シリーズでは番外編以外ではヒロインが目立たなかったし、サブに回るヒロインばかりになってしまっているのです
だから今回は、ヒロインに平等に頑張ってもらいます
「それは作者の腕が」
出場停止ボタン!
明奈は押し入れにしまっときました
「き、貴様ァ!なんて便利な道具ををををを!これでこの小説を私と莉王だけの世界にして、うふんあはんばかんな世か」
出場停止ボタン!
優樹は洗濯機で濯いでいます
「…作者さん、もう私達から莉王ちゃん連れてかないで…」
おわまー!(小野妹子が落ちる風に)
やめて花さん!それは反則!ちょっとうるうるするのはやめて!生まれて四週間の子猫みたい!
「らって、らって莉王ちゃんいなくなっちゃうもん…」
ぐわぁぁぁぁぁ!罪悪感マックス!弱い者いぢめしたみたいで!でもやっちゃう!最近、自分がMっぽい、って気付いたけどやっちゃう!S願望あるからやっちゃう!
おうおう、萌え巨乳さんよ、本編で良い思いしたからって、番外編でも良い思い出来るとは思わんこっちゃ
「やだ!私だって…クリスちゃんみたいに番外編にも出たいもん!」
いけません!我が儘言っちゃ!
もうこれからやる作品にあなたの枠はありません!
「…ふむぅ…いいもん…出場停止ボタン押すもん…、お布団でふて寝しちゃうも」
…自ら、出場停止になるとは…、すまない、そこまで追い込んでしまったか…
「…作者さん、すいませんでした、辛い仕事を押し付けてしまって…」
いいんです…これが私の仕事ですから…
正直、リオのかあにばるをどこまで延ばすんだか、私にもわかりません
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