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「というわけで莉王、仕度して、チキンナゲットなら後で買ってあげるから」
さっきから莉王はずっともむもむしてました
「ふみゅ?今度はどこに行くの?」
「ん?ん~、埼玉」
「さいたま?都心なの」
作者行ったことありませんけど
「もう入学手続きは済ませてあるから、後は行くだけだよ」
「みゅ、そしたらポテチとにゃんこの写真集と枕とニャンボルマンと…」
詰めすぎです
「莉王、これから寮生活だから、あんまり無駄な物は持ってくんじゃないよ」
「りょー?ロンド○ブーツの?」
「違うけど」
さて、寮、というのをわかっていない我らが莉王のために、色々と教えてあげましょう
基本は一人暮らしに近いです
「やーん!お家に残るー!」
早い!くじけるのが早い!
「一人で暮らすなんてやーん!」
こらっ、我が儘言わないの!
ちゃんとお友達もいるし、寮母さんもいるし、寂しくなんかないよ!
「ふみゅう…、お友達…?」
そう、新しいお友達が出来るんだよ
莉王が頑張れば
「…わかったの、頑張るの」
聞き分けがよろしい
さあ、英俊さん、連れてってあげて
「はい、ありがとうございます、莉王、行くよ」
「うん、ばいばい、作者さん」
はい、ばいばい
…出来れば、天の声に手を振らないで欲しかったな…
さて、これでお膳立てはパーペキだ!
リオのかあにばる・女装編の始まりです!
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