第二話

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---------10年前 某小学校 修が転校してきた日の放課後、私達は修の歓迎デュエル大会を開いた でも当時の私は相当な恥ずかしがり屋でカードは持ってたのに友達とデュエルするはなかった…この大会も参加しないつもりだった 洋平「優勝者が修君とデュエルする!!」 全員「異議無し!!」 修「…ん?」 修が多分後ろの方でカードを見てる私を見つけたんだと思う 修「ゴメン、俺ちょっとトイレ」 洋平「おぅ」 修「ちょっと」 葵「は…はい?」 修に廊下に連れられてきた 修「キミは…デュエルしないの?」 葵「う…うん」 修「どうして?」 葵「私カードは持ってるけど…弱いから」 修「負けたって良いじゃん」 葵「え…?」 修「カード見せて」 葵「う…うん」 修にカードを渡すとすごく目を輝かせた 修「すっげぇ!!これなら凄いデッキ作れるよ!!」 葵「えっ…えっ?」 修「ちょっと待ってね!」 修はカードケースからカードを取り出す 修「…」 葵「あ…あの…」 修「できた!!」 葵「えっ…!?」 修「さ、デュエルしに行こう?」 そう言うと修は私にカードを返してくれた 葵「…でも」 修「勝ち負けなんか気にすんなよ、初めてなんだし」 葵「…うん」 修「お待たせ」 洋平「おっし、じゃあ始めようか」 修「その前にこの子も入れてあげようよ」 洋平「ん…お、片山さんもデュエルするの?」 葵「う…うん」 洋平「よし、シード無しな…それじゃトーナメント第一試合の片山さんと小田君のデュエルからね」 葵「は…はい!」 小田「よっしゃ…俺のパワーデッキが火を吹くぜ!!」
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