第二話

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修「そんな事あったな~」 葵「…いつから聞いてたの?」 修「最初から、俺はデッキ編集してないしよ、ただデッキにチューナー増やそうかどうか迷っただけだからさ」 葵「そっか…さぁ、次は美鈴の番ね」 美鈴「え…!?」 葵「美鈴が私達と付き合いだした理由を聞こうかしら?」 美鈴「え…いや…それは」 修「良いんじゃねぇか?だってもう隠す必要性がねぇじゃん」 美鈴「でも…」 修「じゃあ俺が話すわ」 美鈴「わかった!!話すから…」 修「よし来た」 葵はワクワクしてる で…洋平は苦悩中のようだ -----------3年前 アカデミア 入学してから私はいつも独りきりで学校生活を過ごしていた デュエルは相手を完膚無きまでに叩きのめす、例え劣勢だとしても表情には出さず…必ず逆転してみせた だけど当時の私は他人を必要としていなく…いつも周りに冷たい態度をとっていた そのため周りからは氷の女王、冷酷な女王と呼ばれた だけどある日…全てが変わった 修「おい」 美鈴「…何かしら?」 修「さっきのデュエル観てた」 美鈴「…で?」 修「楽しそうじゃねえなって思った」 美鈴「…」 修「…それはちょっと違うか…、相手を完膚無きまでに叩きのめす事に飢えてる…そんな感じに見えたな」 美鈴「…だから?」 修「俺とデュエルしろよ」 美鈴「…!?」 修「デュエルは相手の自信や誇り…意地とかその他全ての事を奪う道具じゃない、ましてや…勝った相手を見下したりするもんでもねぇ」 美鈴「…それはあなたの見解でしょう?」 修「だったらお前は何故デュエルをしている」 美鈴「…」 修「…」 美鈴「…いいわ、遊んであげる」 修「なら…10分後、デュエル場で待ってる」
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