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修「そんな事あったな~」
葵「…いつから聞いてたの?」
修「最初から、俺はデッキ編集してないしよ、ただデッキにチューナー増やそうかどうか迷っただけだからさ」
葵「そっか…さぁ、次は美鈴の番ね」
美鈴「え…!?」
葵「美鈴が私達と付き合いだした理由を聞こうかしら?」
美鈴「え…いや…それは」
修「良いんじゃねぇか?だってもう隠す必要性がねぇじゃん」
美鈴「でも…」
修「じゃあ俺が話すわ」
美鈴「わかった!!話すから…」
修「よし来た」
葵はワクワクしてる
で…洋平は苦悩中のようだ
-----------3年前 アカデミア
入学してから私はいつも独りきりで学校生活を過ごしていた
デュエルは相手を完膚無きまでに叩きのめす、例え劣勢だとしても表情には出さず…必ず逆転してみせた
だけど当時の私は他人を必要としていなく…いつも周りに冷たい態度をとっていた
そのため周りからは氷の女王、冷酷な女王と呼ばれた
だけどある日…全てが変わった
修「おい」
美鈴「…何かしら?」
修「さっきのデュエル観てた」
美鈴「…で?」
修「楽しそうじゃねえなって思った」
美鈴「…」
修「…それはちょっと違うか…、相手を完膚無きまでに叩きのめす事に飢えてる…そんな感じに見えたな」
美鈴「…だから?」
修「俺とデュエルしろよ」
美鈴「…!?」
修「デュエルは相手の自信や誇り…意地とかその他全ての事を奪う道具じゃない、ましてや…勝った相手を見下したりするもんでもねぇ」
美鈴「…それはあなたの見解でしょう?」
修「だったらお前は何故デュエルをしている」
美鈴「…」
修「…」
美鈴「…いいわ、遊んであげる」
修「なら…10分後、デュエル場で待ってる」
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