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美鈴「…で、今に至る」
葵「なるほど~」
修「懐かしいな…あれから考えると美鈴は刺々しさが無くなったよな」
美鈴「そりゃね」
葵「良い傾向だよ~」
洋平「よっしゃ決まった!!」
修「お、終わったか」
洋平「おうよ、さぁ帰るか!!」
修「あれ、もう5時か」
葵「そだね、帰ろうか」
美鈴「うん」
アカデミア 校門
?「あ、紀藤君!!」
修「ん、ああ島村先生」
島村先生「ちょっと…良いかな?」
修「…?はぁ…」
葵「じゃあ私達先に帰るね」
修「ああ」
洋平「また明日な」
美鈴「それじゃね」
アカデミア 職員室
修「で、話ってなんすか?」
島村先生「うん、アカデミア高等部の卒業模範デュエルが来週にあるのは知ってるよね?」
修「ああ~、はい…確か卒業生は就職やプロの試験とかで忙しくなるから早くやるんでしたね」
島村先生「実は今の三年の最優秀デュエリストが卒業模範デュエルの相手に…紀藤君を指名したの」
修「え…ええええぇぇ!?」
島村先生「無理にとは言わないけど…どう?」
修「いや…っていうか、高等部の方は納得してるんですか!?」
島村先生「紀藤君が受けるか受けないかで…決まるみたいよ」
修「…最優秀デュエリストって誰ですか?」
島村先生「女子よ」
修「『女帝』…ですか」
島村先生「ええ…デュエルアカデミア高等部最優秀デュエリスト、『女帝』神童 麻希」
修「…つか、よく俺を指名しましたね」
島村先生「高等部の教師の推薦もあったみたいよ、それに…現状で高等部では神童さんに適う相手がいないみたいなの」
修「…」
島村先生「無理にとは言わないけど…どうする?」
修「…受けます」
島村先生「本当に?」
修「せっかく最優秀デュエリストからのお誘いをもらったんだし、それに…最高に楽しみですよ!!」
島村先生「分かったわ…じゃあ高等部に伝えておくわ」
修「はい…では失礼します」
修「『女帝』神童 麻希か…、最大の挑戦だなこりゃ」
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