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答えないのが燗に触ったのか、ほっぺを膨らませて話し出す。
「なんか言ってくれたっていいじゃん」
「―…そうです。今日です。だからなんです?大体そんな情報誰から聞い
「誕生日パーティーをしよう!」
…はい?
というか最後の言葉を遮るように言われた。
スルーですか。そうですか。
「そんな、僕の誕生日なんか祝ったって貴方が標的であることは変わりませんよ?騒ぐこと自体あまり好きではないですし。そんなことをしてお互いどんなメリットがあるんですか?」
「… 別にいいだろ?メリットとかそんなの。自分が生まれた日なんだぞ?祝ってほしいとか思わないのか?」
「思いません」
即答すれば彼は困った表情になった。
すまなそうに口を開くが、それは諦めの言葉ではなかった。
「もうパーティーの準備終わってたりして」
「は?」
てへっと舌を少しだしながら言っても可愛くない。
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