第三問

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雄「――よし、あと10分でCクラス戦だ。作戦を再確認する」 時刻は3時50分。 みんな席に着いて雄二の話を聞いている。 雄「明久、蝶野、ムッツリーニは他5人ほど連れて第一陣を仕切れ。その後、援護を送る」 蝶「わかりました~」 ム「……承知」 雄「姫路と遼は、俺の護衛を頼む。秀吉は、数学の教師の手配を任せた」 遼「了~解」 秀「任されよう」 みんな、次々と担当が決まっていく。 その中、姫路さんは雄二に一つ質問をした。 姫「あの、私はCクラスに戦いに行かなくてもいいんですか?」 雄「いや、姫路は最後に行ってもらう。Cクラス代表にとどめをさせるのは、お前か遼、ムッツリーニぐらいしかいないからな」 明「けど、遼とムッツリーニは単体教科じゃなきゃヤバいからね」 雄「その通り。じゃあ、みんな頼むぜ」 ちょうど、試召戦争開始の合図が聞こえてきた。
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