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雄「――よし、あと10分でCクラス戦だ。作戦を再確認する」
時刻は3時50分。
みんな席に着いて雄二の話を聞いている。
雄「明久、蝶野、ムッツリーニは他5人ほど連れて第一陣を仕切れ。その後、援護を送る」
蝶「わかりました~」
ム「……承知」
雄「姫路と遼は、俺の護衛を頼む。秀吉は、数学の教師の手配を任せた」
遼「了~解」
秀「任されよう」
みんな、次々と担当が決まっていく。
その中、姫路さんは雄二に一つ質問をした。
姫「あの、私はCクラスに戦いに行かなくてもいいんですか?」
雄「いや、姫路は最後に行ってもらう。Cクラス代表にとどめをさせるのは、お前か遼、ムッツリーニぐらいしかいないからな」
明「けど、遼とムッツリーニは単体教科じゃなきゃヤバいからね」
雄「その通り。じゃあ、みんな頼むぜ」
ちょうど、試召戦争開始の合図が聞こえてきた。
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