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――こういうわけだ。
明「よし、まず僕から――」
ビール瓶を雄二に向けて振りかぶった、そのとき―
翔「……吉井、雄二をイジメちゃ駄目」
明「どわっ!?びっくりした!!…なんだ霧島さんか…」
そこに現れたのは、雄二の将来のお嫁さん(強制)、霧島 翔子さん。
なんでここにいるかわからないけど、たぶん雄二のあとを追ってきたようだ。
翔「……皆もこんなことしないで、帰って」
遼以外のFクラスのみんなが、霧島さんの掛け声で解散していった。
雄「翔子!?助けにきてくれたのか!」
翔「……ううん、迎えにきた」
そう言って取り出したのは、『手錠』と『鎖』。
雄「俺はここが気に入ったから、もう少しここにいる」
翔「……うん、何年でも待つ」
明「あぁ!!このままじゃ雄二を処刑できない!!」
遼「俺ら二人だけじゃ無理だな……」
いや?まてよ……
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