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美琴
「分かってるって」
黒子
「いたずらな好奇心や興味本位でジャッジメントが務まると思ったら大間違いですのっ」
(いやみ)
美琴
「っ…、だからっそんなつもりじゃない――」
(言葉を遮られる)
黒子
「この際、ここでお誓い頂きますわ。一つっ、むやみやたらに事件に首を突っ込まないっ」
(力強く)
美琴
「ちょっと、なによその一方的な言い方――」
(言葉を遮られる)
黒子
「ふたーつっ、万一事件に巻き込まれても単独での立ち回りはくれぐれも禁物、ジャッジメントの到着を待つ」
美琴
「だってっ、あんたたちが来る前におわっちゃうんだも――」
(言葉を遮られる)
黒子
「三つ!スカートの下に短パンを履かない!」
美琴
「それは関係ないでしょうが!」
黒子
「この機会に服装その他の生活態度からご自身を見つめ直して頂きますの。そもそもお姉さまには常盤台のエースとしての自覚がいささか以上に欠落していると、黒子は常々憂いて――」
(まくし立て→言葉を遮られる)
美琴
「だからそれは!」
黒子
「いえ!どうか最後まで!」
美琴
「あっ」
(不意をつかれた感じ)
黒子
「多少なりとも自覚がおありなら、キルグマを抱いて寝るとか湯船にゲコ太を浮かべて悦に入るとか、子供染みたご慣習はいい加減卒業すべきではないかとっ。まだあります、あのパステル色彩の幼稚きわまりない下着やパジャマ、仮にも学園都市第三位のレベル5――」
(まくし立て)
美琴
「あ、あんたは……」
(ふるふると小さく怒り)
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