いちゴ

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ハルカは叩かれた頭を摩りながら苦笑いを浮かべた。 「おやおや、全く朝から何をしているんですか?」 そう言いながら歩き寄る男 「あ!おはよう、拓哉!」 拓哉と呼ばれた男はニコニコと笑みを浮かべている。 彼はいつでも笑顔でいる。 笑顔以外の表情を私は見たことがない。 拓哉「おはようございますカエさん。 ハルカさんもおはようございます。」 ハルカ「おはよう拓哉君。 高校でもよろしくね!」 朝から爽やかな空気が三人を包む。 拓哉「しかしのんびりしていて大丈夫なんですか? 時間が危ないですよ?」
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