ー第二章・多忙な毎日ー

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瀧「森の入り口には……気配は無いみたいだな……」 ムーンドンの気配を探ったが感じない。 瀧「奥へ向かうか……」 ザッザッザッ 森に入り奥へ奥へと足を運ぶ。 瀧「大分進んだな、でも気配はまだ無い……か!」 10分は歩いたのにな……気配が全く感じない……ガセか…。 ゙グゥゥゥゥ゙ 瀧「!?…なにっ!!」 パァァ 何かのうなり声を聞きすぐに蒼龍を出した。 瀧「………忘れてた、奴らは気配を消せるんだったな…」 しばらくムーンドンなんて聞いてなかったからな、鈍ってんなぁ…。 ゙グオォォォ゙ 一体の魔物が俺に襲いかかって来た。 よく見ると額には三日月の紋様がある……。 瀧「みっけ!」 ゙グガァァァ゙ ムーンドンは口を大きく開けた。 瀧「おぉっと、甘い甘い!」 俺は軽くムーンドンの背後に周り攻撃を避ける。 クルッ ゙グオォォォ゙ ボォォォ ムーンドンは振り向き口を再び開いたが、その口からは大きい火の玉を溜めていた。 ...
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