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瀧「森の入り口には……気配は無いみたいだな……」
ムーンドンの気配を探ったが感じない。
瀧「奥へ向かうか……」
ザッザッザッ
森に入り奥へ奥へと足を運ぶ。
瀧「大分進んだな、でも気配はまだ無い……か!」
10分は歩いたのにな……気配が全く感じない……ガセか…。
゙グゥゥゥゥ゙
瀧「!?…なにっ!!」
パァァ
何かのうなり声を聞きすぐに蒼龍を出した。
瀧「………忘れてた、奴らは気配を消せるんだったな…」
しばらくムーンドンなんて聞いてなかったからな、鈍ってんなぁ…。
゙グオォォォ゙
一体の魔物が俺に襲いかかって来た。
よく見ると額には三日月の紋様がある……。
瀧「みっけ!」
゙グガァァァ゙
ムーンドンは口を大きく開けた。
瀧「おぉっと、甘い甘い!」
俺は軽くムーンドンの背後に周り攻撃を避ける。
クルッ
゙グオォォォ゙
ボォォォ
ムーンドンは振り向き口を再び開いたが、その口からは大きい火の玉を溜めていた。
...
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