26人が本棚に入れています
本棚に追加
了解などしていないのに、左隣のブランコに図々しく座ってきた
なにこの人…
男をキッと睨み付け、立ち上がってその場を離れようとすると
ガシッ
急に男に左腕を掴まれた
「……はなして」
冷たく言い放つが
「ちょっと話すくらいいいじゃん」
にこにことした笑顔とは裏腹に腕の力が弱まる事はなかった
私は仕方なくまたブランコに座る
「名前は?」
「………」
「そんな俺と話すの嫌?」
最初のコメントを投稿しよう!