No.①

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了解などしていないのに、左隣のブランコに図々しく座ってきた なにこの人… 男をキッと睨み付け、立ち上がってその場を離れようとすると ガシッ 急に男に左腕を掴まれた 「……はなして」 冷たく言い放つが 「ちょっと話すくらいいいじゃん」 にこにことした笑顔とは裏腹に腕の力が弱まる事はなかった 私は仕方なくまたブランコに座る 「名前は?」 「………」 「そんな俺と話すの嫌?」
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