天体観測
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いつものように丘へ急ぐ。 腰につけたラジオによれば、今夜は雨は降らないらしい。 丘の上の木下に、先に君が待っていた。 望遠鏡を設置する僕の横、君の口数はなぜか少ない。 訪ねかけた僕の額に、空から落ちる雫があたる。 予報は見事に外れた。 雨に打たれながら未だ上の空の君の手を引き、少しでも雨を避けようと木下に逃げ込んだ。
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