robot

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つぎはぎの命をまとったそのロボット。 初め鈍かった動きや表情も、時間がたつにつれ自然になっていく。 そういう風に作ったとはいえ、本物の子供のようだ。 家庭を持たなかった自分にとって、初めて感じた親心。 自然とこぼれる笑顔。 こんな風に笑ったのはいつぶりだっただろう。 さぁこっちにおいで。 本を読んであげよう。
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