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何度も呪文を唱えた。 何度も魔法をかけた。 それでもおじいさんは起きない。 なんで? 想いが弱いから? 「ヒト」じゃない僕には心がないから? ポロッ……ポロ… 頬を伝う暖かい雫。 これが何なのか僕には分からない。 そうして長い月日が過ぎた。
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