第2章

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夜になって暇になり、お気に入りのブログに目を通した後、登録を抹消した。 友達のアドレスも全て着信を拒否にした。 撫子を除いては・・・ 不安はあるものの、回復して帰る事が第一の目標。 友達から要らぬ詮索を受けたり、弱音を吐いて心配はかけたくなかった。 多分友達は、アドレス変えたのに連絡寄越さないだけだろう・・・程度の認識で済むだろう。 電話を寄越す奴等は大概決まったメンバーだから、適当にやり過ごせるだろうし。 今は、親兄弟と撫子で充分だった。 * 翌日、撫子からメールが入った。 [おはよ ブログ辞めたんだね。 彼女うるさかったの?] [おはよ 彼女って彼女じゃないし(笑) つか誰だか解ったの?(*_*) でもブログはそれだけじゃなくて、闘病日記になりそうだからやめた] [そりゃ解るよ(笑) 日記は友達しか読めないようになってたけど、貴方がブログ上げた直後からの日記のタイトル見たら、めちゃくちゃ張り切ってるなぁ(^_^;)ってさ(笑) アドレス交換したって言ってたから、雨あられの如くメールを送りつけているんじゃないかと心配してた(^_^;)] [確かに、メールは来てた(*_*) なんて言っても、私が支える!の一点張りでf^_^; 熱い人だからね・・ けど、俺は追われれば引いちゃうからさ メール拒否らせて貰った(-.-;) 俺には撫子ちゃんが居ればいいし♪] [そっか(^_^;) 私もしつこくしないようにしよう(笑)] [でも、見捨てないでね(ρ_;)] [あはは 見捨てないよ(^_^)v] 気付いてた事を気づかせない という気づかい。 スゴいよな・・・なんて今さらながら感心したのだった。
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