第3章

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週明けから検査の日々が始まった。 血液検査に尿検査。CTにMRI。エコー検査等々・・・ それでも、検査の時間意外は自由なので院内をうろうろしたり、撫子とメールしたりした。 消灯は早いし、日中もロクに体を動かす事もない。なかなか夜は長く、淋しいものだった。 暇をもてあました俺は、撫子にメールを書いた。 [撫子を知ったのは、今年の5月頃だったかなー ピン芸人の〇〇があそこでブログやってるのトーク番組で知ってさ。 最初は登録しないでふらふら読み歩いてただけだったんだけど、ブログ巡りしてるうちに撫子見つけて。 この人イカれてて好きかも☆ って思って、コメントいれて仲良くなりたいなぁって思って登録したんだ♪ 最初から一番は撫子だったんだよ コメ辺冷たいから、嫌われてるのか?って思ったけど、仲良くなれて良かった☆ そんじゃおやすみ これを読む撫子 おはよう☆] 送信して目を閉じた。 撫子も今頃布団の中だろうか? 安らかに眠りにつけている事を願った。 本当は俺の腕の中に居てくれれば一番良いんだけどな・・・ なんて思いながら・・
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