Vol.2

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尋常じゃない。 そう思いながら、もう一度レンズを覗くと以外な物が目を覆った。 真っ暗だ。 「あれ?」 さっきはちゃんと見えたはずなのに。 そう思いながら、暫く見ていると、周りから徐々に明るさが戻ってきた。 と言うよりも、何かが離れていく感じだ。 老人が向こう側でレンズを覗いていたのだ。 私は初めてこの老人に恐怖を感じた。
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