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「終わった…」
何もかも捨てた…
人類の最後の希望も…
愛する彼女も…
もう終わりだ…
「イタミハイッシュンダ」
「畜生…!」
そう俺は無意識につぶやいた
バキューン!!
そのとき一筋の閃光が走った
しかし痛みはない
ほんとに一瞬なんだな
しかしそれは俺に向けられたものではなかった
スタッ
目の前ではロボットがうめき声をあげている
「間に合ってよかった」
肩には気高き狼のエンブレム…
消えかけていた光が見えてきた
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