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よくあるお手軽お安いうどん屋ですら300円は必要なのです。
だから俺は体面など気にしないで麗奈に全力でお願いします。
「麗奈ッ!頼む、金を、金を貸してくれ!!」
「そ、そんな切羽詰まった言い方しなくても」
「マジでお願いします!すぐ返すから!マジで!」
「……大丈夫だよ……?」
お願いの成果もあって、麗奈は苦笑いで俺に千円札を差し出してくれました。
こうやって女の子に金を借りる俺って一体……。
帰るときにすぐ返すとして、今は出来るだけ節約しつつ飯だ!!
「ごちそうさまぁっ!」
「……よかったね」
何とか腹を満たすことが出来た俺は、残金を財布に入れつつ次の行動を何となく予想。
財布に入れてるのは後で千円をまとめて返すからだぜ?
取る訳じゃないよ?
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