誕生日~始まりは何から?~

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「お待たせー」 「はいよー」 最初一人だったけど、気付けば三人になっていました。 相変わらず俺はちょっと後ろで二人の会話に入りきれずに真ん中あたりを歩いてます。 到着したのはよくわからない店。 俺が入ったのは無理やりなノリだったし、今冷静になったら無理だったな。 「何にしよっか?」 「何があるかしらね……」 やっぱりの女子トークが続いているので、俺はどうしようもなくふらふらと店内を見て回るしかないよね。 ピアスとかはあるけど麻衣も開けてないし買う意味はなし。 って俺はもう買ってるか。 「ねぇ雄二くん、これいいと思う?」 麗奈が麻衣にあげるものを適当に選別したみたいで俺に見せてきた。 だけど俺にはこういう物に関しての知識がないぜ。
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