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俺は恐ろしくなって逃げた。
霊媒師か陰陽師に見て貰おうと必死で。
車に乗ってカギを入れるが動かない。
嫌だ。
怖い。
俺の中は恐怖一色でしかなかった。
ブーブー
ケータイが鳴った。
こんな大変な時に…
『はい…もしもし?』
電話の主は同僚だった。
『あ…ザーれ…かえっ…てザーこい…よ…』
明るく普通声だが、ノイズであまり聞こえない。
嫌だ。
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!!
絶対に俺は戻りたくない。
だが死ぬのも嫌だ。
おれが見るのは此処まで。
続きは…みるのか…
もしかしたら正夢になったりして…
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