性同一性な僕の話２

タイ(続)

ﾀｴさんが手続きから戻り、３人とバイバイして僕らはホテルへ戻った。

もう帰国だ。

ゆっくり眠って
すっかり慣れたホテルのバイキングで食事を済ませ、部屋にありがとうのチップを置いてﾀｴさんと空港へ向かった。

空港到着。

『手続きって何時にしたらいいんすかね？』

僕はチケットをﾀｴさんに見せた。

『○時20分って書いてあるから10分前くらいに行ったらいいたい。時間あるからカフェ入ろうか！』

カフェに入り、二人で時間まで話しをした。

そこでﾀｴさんが手紙をくれた。
『飛行機ん中で読んで！』

『本当にお世話になりました。ありがとうございます』

僕の感情は高まり泣きそうになった。