静かなる姫君
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「分かりました。最善を尽くします。」 自分でも驚くほどに、空虚な言葉しか言えない。自分が少し薄情に思えた。 「ありがとう。他の者にも私から伝えよう。私はお前を……いや何でもない、出立は明後日だ。さあもう行きなさい」 晋次は部屋から退出して、しばらく一人物思いに耽った。 庭先から見上げた空は、先程とちっとも変わりなく、鮮やかに、青かった。
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