夢の様な過去

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私は小学生一年生だった 仲の良い友達が三人程いた中でも特に仲が良かったのか外国人とのハーフの可愛い女の子とスポーツが得意で家で犬を飼ってる男の子 良く一緒に遊んだ たまたま男の子と二人で遊ぶことになり 男の子の家に行った ドキドキしていたのは 走った暑さからなのかはわからないけれど ずっと治まらなかったのは覚えている 他愛ない話をして帰った あれが男の子の家に行った最初で最後 今でも男の子があの家に住んでいるのかはわからない確かめる勇気などない 名前もわからなくなってしまったのだから 私が家の鍵を無くした時も一緒に探してくれたり夕方遅くまで一緒に居てくれた大好きだった 友達としてかどうかはもうわからないけど 忘れることはない 親の離婚で転校が決まり会えなくなってしまったけれど、それから数年してまだ小学生の時に男の子の家の近くのおばあちゃんの家に行くとき一本手前の道路で遊んでいた子供の中に 二人の姿があった 一瞬でもわかった 忘れる事なんてない、ありえない、大好きな二人なのだから けれど、その時の私に 走って車で来た道を戻る勇気は無かった、 それが、唯一の後悔
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